2009年08月21日

『藍染の絵本』『ワタの絵本』

つくって、あそぼう〈26〉藍染の絵本
ワタの絵本 (そだててあそぼう)

まったく絵本を読む幼児向けではない絵本シリーズ(笑)。大人向け図解本と思って最近よく借りている。

島根の実家で手紡ぎの糸を藍染めさせて貰ったり、栽培中の藍で生葉染めに挑戦したりと、藍について簡単に知りたくて借りた。頑張れば作れそうな沈殿藍の使い方がもう少し詳しく知りたいんだけどなぁ。

綿のほうは今更という気もしないでもなかったが、新たに見る写真や情報もあり、やはり只者ではない絵本である。
posted by mayumi at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『柿渋 ―ものと人間の文化史 (115)』

柿渋 (ものと人間の文化史 (115))

「ものと人間の文化史」シリーズの柿渋本。そろそろ青柿が道端に落ちてくる季節だ(汗)と、作り方の詳細を求めて借りた。結局今年は拾い集めることはなかったが。

柿渋はプラスチックやらビニール等が登場するまで、防水効果を期待して、ほぼ全国で使用されていた。防水だけでなく、防腐作用もあるので、魚網、衣類、建材、醸造資材、和紙などさまざまなものに用いられた。そして漆塗りの下地や、糊として加えられることもあったそうな。こんな面白い素材が廃れてしまったのは本当にもったいない。
posted by mayumi at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『文明の逆説』

文明の逆説―危機の時代の人間研究 (講談社文庫)

少し前に読み終えて既に図書館に返却済みなので、簡単に記録。

30年以上前に書かれた本とのことだが、マスコミは、似たような内容をまるで新しい発見のように今も伝えている。つまり大して変わっていないということ。高校時代に読んだ『複合汚染』や『沈黙の春』と同じで、警告は無視され続けてきたわけだね。
posted by mayumi at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

『天然農法講座1 蘇えれ!天然農法』

甦えれ!天然農法―暮しの思想をたどる (1983年) (天然農法講座〈1〉)

前回記録した『栽培学批判序説』等と同じ著者で、内容も、感想もほぼ同じだったりする(汗)哲学的な内容がメインで、具体的な農法としてすぐ役立ちそうな話はリーチングに関することくらい。雨の作用にはなるほどと思うこともあった。ベランダと畑の植物たちを見て考えていたことが腑に落ちた感じである。
posted by mayumi at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

『栽培学批判序説』『野菜で老いを美しく―水と生命の健康学』

栽培学批判序説
野菜で老いを美しく―水と生命の健康学 (健康双書)

『本物の野菜つくり その見方・考え方』『野菜の生育―本物の姿を知る』の著者・藤井平司氏の本。

内容のそれぞれは素晴らしく、勉強になり、共感するところが多いのだが、正直読みにくくて苦労した(汗)。それでももう数冊藤井氏の本を借りる予定。

覚書
posted by mayumi at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

『雑草の逆襲』

雑草の逆襲―除草剤のもとで生き抜く雑草の話 (日本雑草学会ブックレット)

これもたまたま図書館で見かけて手にとった本。今春借りた畑に、播種しても枯れ続け、雑草も生えない場所があったので、惹かれるタイトルではあった。内容はかなり専門的で難解に見えたが、注釈などもあるので、理解しようという気があれば、それほど難しくないと思う。全部を理解はできなくても、何となくわかった気になったり(汗)

除草剤が蒔かれているような道端でも生きている抵抗性と思われる雑草なら、私の畑の除草剤がまかれている疑いのある場所でも生き残る可能性が高いはず。試してみたいなぁ。

もう一つ気になった記述。手取り除草が本格的に始まったのは江戸時代に入ってからのようだ、とさらっと書かれているが、それまでは除草してなかったということか?
posted by mayumi at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『柿渋クラフト』

柿渋クラフト―柿渋染めの技法

松本クラフトフェアで少量の柿渋液を購入し、晴れたら手紡ぎの糸を染めようと思っていた頃、図書館で見かけて手に取った。ちょうど他に読む本がなかったので借りてみたが、なかなか面白く、初めて知ったこともいくつかあった。

たとえば糊と混合させて接着効果を高める使い方や、紙子という柿渋を塗った紙の着物のこと。また、柿渋の作り方が簡単そうに書いてある(汗)。
今年もやっとこうかな…
posted by mayumi at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月05日

『緑肥を使いこなす』

緑肥を使いこなす―上手な選び方・使い方

棉栽培用に借りた畑がどうしようもない痩せ地だと判明して、でもどうにかしたいと借りてみた。もともと耕起目的にライ麦やセンチュウ予防にアフリカンマリーゴールドなどを育てて、多少実践もしていた。でもこの本はもっと本格的で専門的。

なかでも気に入ったのは、根量の多さと土壌微生物に関する項(p27)。
「根から放出された多糖類を主体とする有機物が根圏の近くに生息する微生物群のエサとなり、逆に微生物は土壌中の有機物を分解、ビタミンやホルモンを生成し〜略〜」堆肥などの有機物を投入し続けるより、有機物を生産してくれる植物を植えておくほうが無駄が無いということだ。

他覚書。

作物に着生する有用菌で有名な空中窒素を固定する根粒菌と、リン酸の有効利用ができる菌根菌。菌根菌はひまわり・とうもろこし等のイネ科、
クローバーなどのマメ科にも着生するが、甜菜やキカラシ、ソバには着生しない。

根量が多いコムギなどのほうが多種類の微生物が認められ、微生物相は多様なほどよい。

畝幅が60cm以上だとエンバク(ヘイオーツ)の根圏から離れる。

イネ科は出穂するとすき込み後の肥効が落ちる。

posted by mayumi at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『悼む人』

悼む人

普段こうした現代文学は読まないが、去年テレビの書評コーナーで紹介されていて、何となく記憶に残っていた。図書館の順番待ちをする気にはならなかったが、半月ほど前に知人に借りて読む機会を得た。

細かい設定や展開に違和感を感じることはあったが、半月経ってすっかり忘れている(汗)今思い返してみると、読んだ時間はまったく無駄というほどではなかったという感じ。死を待つ母を描く場面は複雑だったけど。

身近な人の死を体験していない人にとっても想像力を働かせるきっかけぐらいにはなると思う。
posted by mayumi at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | フィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

草木染・山崎青樹氏の本3冊

草木染・木綿の染色 (新技法シリーズ 127)
木綿染の基本―草木染技法全書〈3〉
草木染・糸染の基本 改訂新版 (新技法シリーズ 130)

草木染関連の本は以前にも数冊(記事1,2,3)借りているのだが、こちらはより専門的な雰囲気の本。上から2冊の本は旧版と新版の関係。新では、旧で使用しないと書かれていたいつくかの媒染剤が削除され、若葉色の染め方が追加されているようだ。

木綿染めの教科書的本が欲しかったので、マーケットプレイスで旧版を購入し、書き込みすることにした。今は更に図鑑が欲しいと、同著者の
続・続 草木染 染料植物図鑑を検討中だが、シリーズで揃えるのは難しい価格です(汗)
posted by mayumi at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『知的生産の技術』

知的生産の技術 (岩波新書)

たまっている書類やモノをどうにかしなきゃ〜!と強く思える本だった。我が家もそろそろ精神衛生上良くなくなる限界のところに近づいているのだ(汗)

タイプライターについてのくだりでは、ワープロの普及した現在の意見も聞いてみたいと思った。連想漢字入力の経験者としては、「変換」が面倒。ヘンな変換されると、何を書こうとしていたかが判らなくなる。
posted by mayumi at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

大学科目『日本語表現法』の補完として読んだ本3冊

日本語の作文技術 (朝日文庫)
頭がいい人の文章の書き方 (イラスト図解版)
伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

図書館で借りる際にも、事前にネットで下調べし、内容が薄っぺらかったり、似かよっていたりしないように気をつけている。大量にある作文指南本のなかから選んだこの三冊は、うまく絞れたほうだと思う。

最初に読んだ『日本語の作文技術』と『頭がいい人の〜』は多少かぶる部分もある。それでも前者はより深く、その考え方から解説していて、余分なところは斜め読みしてしまうくらい(汗)情報量は多い。後者は「イラスト図解版」なだけあって、見やすく読みやすく簡潔。基本をおさえていてこの価格なら買って手元に置いてもよいなと思ったほど。

『伝わる・揺さぶる〜』はより考え方や伝えるための思考について説明されていて、具体例などはとても面白かった。覚書して読み返したい点もいくつかあった。

以下覚書
posted by mayumi at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

『真の独立への道』『ガンジーを継いで』

真の独立への道―ヒンド・スワラージ (岩波文庫)
ガンディーを継いで―非暴力・不服従の系譜 (NHKスペシャル 家族の肖像)

『真の独立への道』はガンジーによる思想書。久しぶりにこういう類の本を読んだ。同意できること、理解できること、できないこと等、それ相応にあった。 

『ガンジーを継いで』はガンジーと子孫の関わり、彼らの足跡を追った本。感銘を受けたエピソードが二つあった。一つはガンジーの息子マニラールは、その子アルンがうそをついた時に、自分の育て方に問題があったとして自身が試練に臨んでいたシーン。もう一つは、その孫アルンが小さくなった鉛筆を捨ててしまった時、ガンジーが探させるところ。何とか探して戻ったアルンに、多くの天然資源を消費しているものを捨てるということは、自然に対する暴力であり、必要以上にものを買うことはどこかの誰かからそれらを奪っている、すなわち人類に対する暴力なのだと語りかけていた。
posted by mayumi at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

『ガンジー・自立の思想』

ガンジー・自立の思想―自分の手で紡ぐ未来

綿に関する本を読み漁っていれば避けては通れないと思っていた本。抽象的な哲学や精神・思想論などは読みたくなかったので、後回しになっていた。

この本は、冷めた言い方をすれば編者が都合のいいようにガンジーの主張を寄せ集めたものなのかもしれない。でもガンジーの糸紡ぎ・手織りとの関わり部分だけを知りたい私には都合がよかったし読みやすかった。これをきっかけに数冊、ガンジーの本を借りる予定。

綿に関連する経済的な面から、失業やワークシェアリングといった今まさに問題になっている話題について、既に、具体的に示唆があり、今この時期に読めた偶然にやや感動。以下引用。

P105 人手があまりにも少ないうえに、やらねばならない仕事が大量にある場合には、機械化もよいことです。インドのようにその仕事のために必要とされる以上の人手がすでにある場合には、機械化は罪悪です。

P105 工場労働者は村で同じ仕事をしている少なくとも十人分の仕事を一人で行っている―略―この工場労働者は仲間の村人十人を犠牲にして、自分がした以上のものを得ているのです

P93 三億人の代わりに三万人の労働でこの国が必要とするものを全て生産できたとしましょう。三億人が失業し、怠惰な人間になってしまうことがないのであれば、異議を唱えることもありません。
posted by mayumi at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『木綿以前のこと』『綿づくり民俗史』

木綿以前の事 (岩波文庫)
綿づくり民俗史 (1982年) (青蛙選書〈61〉)

初の柳田國男本。小中の教科書でも何か読んだかもしれないけど。綿つながりで手を出したのだが、麻や苧についても大して触れていない。それに何となくこの、事実と憶測の判別しにくい文章が私の好みに合わず…。ぱらぱらと斜め読み飛ばし読み。「木綿以前のこと」以外では「寡婦と農業」に書かれていた、農業に関する労力の一時的需要などの問題については興味深く読めた。

『綿づくり民俗史』は布団屋さんが書かれた本なので、紡ぐ話はそれほどない。前半の棉栽培について記された部分に、「小麦は根を張るもの故、棉のため害あり。前期の作物は、裸麦を以って第一とす。」とあり、以前読んだ『棉・麻栽培法』にあった記述とほぼ同じ。裸麦も手元にあるけど、蒔くにはもう遅いかも。来年の話だな。とりあえず今は5月に棉を蒔ける畑を見つけたい!
posted by mayumi at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。